アンデルセンの国デンマーク大使公邸で童話『みにくいアヒルの子』読み聞かせ会!

 

世界的に有名な童話作家アンデルセンの国、デンマークってどんなところ?

 
絵本文化に興味がある人なら、デンマークは絶対に知っておくべき国。『裸の王様』 『人魚姫』 『親指姫』『マッチ売りの少女』『雪の女王』 など世界中で親しまれている名作童話を残している、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの故郷です。サッカーワールドカップで日本と対戦しましたね。バイキングの国。キルケゴールの国。国民の所得格差が世界で最も小さい世界最高水準の社会福祉国家。国民の教育水準も高く、高齢者福祉や児童福祉も充実。医療制度と健康、教育、環境、経済的な豊かさ、など100以上のデータをもとに表わされる「幸福度」で世界178ヵ国のなかで第一位に輝いた事も。

説明:北ヨーロッパ” デンマークは、北ヨーロッパの バルト海とユトランド半島と、その他の島々からなる 国家。
スカンジナビア諸国、南にはドイツと国境を接しています。


今回は代官山にある駐日デンマーク大使公邸で大使夫人とパン作り、大使夫妻へのインタビュー、デンマークの知育おもちゃLEGO で遊んだり、デンマーク語での絵本読み聞かせ、NPO法人にほんうたあそびうたの西本さんに よる ウクレレ弾き語りあり、『ジャパンタイムス』や『コスモピア』『キャリアマム』からの取材もありと、盛りだくさんの会となりました。

 

デンマーク王国基礎情報

国名:デンマーク王国( デンマーク語: Kongeriget Danmark)、通称デンマーク
首都:コペンハーゲン 
人口:550万人
言語:デンマーク語
通貨:1クローネ(DKK)=約14円(2010年6月現在)
トリビア:様々な世界一幸せな国の調査で第一位常連
デンマーク大使館HP:http://www.ambtokyo.um.dk/ja

国民的英雄アンデルセンの像。

 

童話『みにくいアヒルの子』(現地語発音:デン グレメ エリン)を日本語とデンマーク語で読み聞かせ。

デンマーク語の読み聞かせを担当してくれた大使館員のキャスパー・ハンセンさんはお嬢さんと一緒に参加。小さい頃からアンデルセンのお話に親んで育ったというハンセンさん。奥様は日本人で現在は日本在住なので、デンマーク語を子供が話せるようにする為、毎晩デンマーク語の絵本読み聞かせを欠かさないそう。

あらすじ:風貌が普通のアヒルの子達と違う「醜い」という事で仲間はずれになり辛い子供時代を過ごしていたアヒルの子。でも成長してみると実は美しい白鳥でした!
公邸のリビングにて。実際に生でデンマーク語を聞く機会はめったにないので嬉しかった!


 
大使夫人直々に食育指導! デンマークのヘルシー&エコなパン作りに親子で挑戦!

 

続きは連載している マガジンハウス WEBダ・カーポでどうぞ!

http://webdacapo.magazineworld.jp/column/27662/

 


コスモピアさんのサイトでも当日の会の様子をご紹介頂いています

写真も沢山ありますのでこちらもぜひどうぞ!

http://www.cosmopier.com/hblog/2010/05/post_81.html

 

 

またデンマーク大使館での大使夫人への「世界一幸せな国の子育ての秘密」インタビューが2010年9月発売の多聴多読マガジン10月号に掲載されました。

 

バックナンバーのお求めはお近くの書店に問い合わせるか直接コスモピアさんのサイトからどうぞ。

http://www.cosmopier.com/

 

 

会で普段どのような活動をしているか、大使館でどんな話が聞けるのか興味ある方はぜひどうぞ。

使える英語力養成のためのベースキャンプとしてコスモピアさんから出版されている「多聴多読マガジン」2010年10月号 9月6日月曜発売の中で「World Reads for Children ・世界の絵本読み聞かせ・世界の子育て研究会」のデンマーク大使館読み聞かせ会で収録された大使夫妻インタビューが英語音声CD・トランスクリプション・日本語訳・聞き取りポイント解説付きで掲載されています。

 

さすがに大使夫妻は語学に堪能ですが、インタビューの際は聞き手全員、英語ノンネイティブの日本人だったのでご配慮頂き、多少普段より分かりやすく話すよう留意してくれたとは思うのですが、ペラペラの人独特のリエゾンしている箇所などもあり、その速さや語彙に追いつけない初心者もいるかもしれまんせん。

でも大丈夫!英語勉強の観点からの専門家による詳細なリスニング・ポイント・アドバイス付きでの掲載です。

こういうインタビューを聞くと、外交そしてビジネス・学術研究において英語は世界の共通語だという事が実感できます。使える英語習得の為には、世界各国で話される英語に親しむ必要がありますね。

私もNHK特集から、みのさんの朝ズバまで様々な番組で映像翻訳家通訳として活動して世界中からのニュース・インタビュー映像などを翻訳したりするのですが、英語が公用語の国々の国内でも地方・人種・階級によって訛りは様々です。

そういった国際公用語として英語の特徴を考慮して、英語の資格試験などでもテストの内容はイギリス・アメリカ・オーストラリアなどの様々なお国訛りを聞き取るようになっています。

また同一人物でもオーディエンスによって色んな話し方をします。日本人同士、日本語で話していても子供相手と対上司、対友人では話し方の速度・語彙など変えますよね。

今、ダボス会議関連のテレビのお仕事をしているのですが、各国ビジネスマンの英語も様々です。それが世界の共通語としての英語の本来の姿なのです。

日本語訛りの英語を気にして話しベタだったりする人もいますが、もったいない!沢山のインド訛りの科学者達がNASAで活躍している時代です。日本人宇宙飛行士も日本語訛りの英語で立派にミッションをこなしています。世界の共通語としての英語は各国のお国訛りを内包した多様性のある英語なのです。またそうでなくてはならないでしょう。


話し言葉の英語は、書き言葉のように単語ごとにスペースをあけて話される訳ではありません。

ですから、単語同士の連結に慣れる事はリスニング力アップにとても重要。

ここが単語は沢山知っているはずなのにリスニングが苦手、通じる英語が話せない日本人英語学習者の一番の弱点かも知れません。

話し言葉独特の英語の特徴にどうやって慣れるか?沢山聞いて耳を慣らすしかありません。「多聴多読マガジン」のように学習者向けに編集され多聴だけでなく精聴アドバイス付きの教材があればさらに日本人が苦手な聞き取り弱点克服勉強効率アップですね!

今回のインタビュー掲載は、普段なら大使館での会に参加する皆さんだけが聞ける内容を知るチャンスでもあります。


会の活動は参加親子に二つの機会を提供する事を主たる目的としています。

1.子供達が世界の絵本や言語・人々に親しんで自分の世界を広げる機会

2.親が各国大使の子育て感について知る事で、日常の繰り返しや雑務に追われて「孤育て」になりがちな自らの子育てを鑑みる機会

その他に、私は各国言語がすべて話せる訳ではないし、全ての大使が日本語ペラペラではないので通常、会の運営は日本語通訳付きの英語で行われます。副産物的に、会の参加者は世界の共通語として英語に触れる機会もあるのだと、今回の掲載で気がつきました。


インタビューでは「なぜデンマーク人が世界でもっとも幸福な国民なのか」や大使夫人の子育て持論を聞く事ができます。子育て、孫育て中の親御様・祖父母様が興味を持って聞いて頂ける内容だと思います。

「デンマーク幸せ子育ての秘密」を知るチャンス。インタビューお楽しみに!!



世界の絵本読み聞かせ会&子育て研究会 を立ち上げた理由の一つに 世界中の子育てを知りたい という事がありました。

日本でも育児の常識はここ数十年で大きく変わり、うつ伏せねの賛否、母乳の与えかた、離乳食をはじめる時期その他、おばあちゃん達の時代と若い母親世代では全く逆転している場合も多いので、混乱の元になっている家庭もあるはず。

世界の神話にある程度の共通性と多様性が見られるように、世界の子育てにある多様性と共通性を知りたいと思ったからでした。

色んな常識を知って孤独な子育てをしている真面目なお母さん達の閉塞感が少しでも減れば。

他国の良い習慣で取り入れられるものはとりいれ、そうでないものは、そういう考えかたもあるんだ。と受け止める。

子供に多様性や国際性を身につけて欲しいと思うなら、まず親自身もそれを身につけたいと思わなければ。(できるかどうかは別として、思うだけなら・・・)そういう親の姿勢を子供は知らず知らずに吸収していくものだと思います。